電気、電気工事士、第一種電気工事士、高圧、高圧受電設備、キュービクル、低圧

第1種電気工事士

需要率・不等率と負荷率

高圧受電設備に施設する変圧器の容量や幹線の許容電流値など、設備容量を設計するとき、需要家の施設に設置された負荷設備の全部が同時に使用されることはまずないので、需要家の施設で最大に使用される電力(最大需要電力という)を求めて、それに見合う容量で設計します。その算出で重要になる要素が需要率です。
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単相3線式配電線路

単相3線式配線は、一般住宅で100Vと200Vの両方が使える配電方式です。下図で負荷1と負荷2が等しい状態を平衡負荷と呼び、このとき中性線の電流は0Aになります。負荷が不平衡(負荷1と負荷2が異なるとき)の場合には、中性線には、電流Aと電流Bの差の電流が流れ、その向きは、電流値の大きな方と同じになります。
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配電方式

電力送電網から、住宅や工場に電気を供給することを配電といいます。低圧配電線の電気の供給方式には、以下のような3つの代表的な方式があります。
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直流過渡現象

電気的な安定状態が瞬間的に大きく変化したときに、また安定状態に戻るまでの変化の状態を過渡現象あるいは過渡特性と呼びます。電気回路では、電路を遮断したり、開閉器を閉じて通電した瞬間がそれにあたります。 コンデンサは、電路の開閉器を閉じた瞬間に大きな電流が流れ込み、充電が進むにつれて電圧上昇して電流が減少し、最後には電流は流れなくなります。開閉機が閉じた瞬間に流れ込む電流を突入電流と呼び、コンデンサの劣化原因や他の部品を壊す原因になります。
第1種電気工事士

コンデンサと静電容量

物質に電気的な性質をもたらし、さまざまな電気的作用を生み出す元になる粒子が電荷です。電荷の正体は、原子を構成する電子と陽子のほか、イオンや半導体内の正孔があります。 電荷には正と負の反対の性質をもつ2種類があり、電子が負電荷、陽子が正電荷と決められます(イオンは、電子が不足している状態が正電荷、電子が多い状態が不電荷になります。正孔は正電荷)。電荷の電気的な性質の質を電荷量と呼び、「C」(クローン)という単位で表します。
第1種電気工事士

電流の磁気作用

電気の分野では、磁気の力がおよぶ空間のことを「磁界」と呼びます。(物理分野では「磁場」と言います。) そして磁界中での力のおよびかたを視覚的にイメージできるように、仮想的な矢印で書き表したものが「磁力線」です。 磁力線が単位面積を通過するときの垂線成分のことを「磁束」といいます。
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直流抵抗回路

電気設備では、電線や電気機器など、電路にあるすべてのものが抵抗と考えられます。そしてそれらの抵抗は、電源に対して、直列あるいは並列につながっています。 複数の抵抗がつながっているとき、その合計値が合成抵抗値です。直列接続の場合と並列接続の場合で求め方が違います。
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電気抵抗とオームの法則

物質に電圧をかけたとき、その物質内に電流がよく流れる性質のものを導体、電流が流れにくいものを絶縁体と呼びます。また、物質内に含まれる特定の不純物の濃度によって、電流が流れたり流れなかったりするものが半導体です。
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電気工事業法

電気工事業法(電気工事の業務の適正化に関する法律)は、電気工事業を営む者の登録や業務の規制を行うことで、その業務の適正な実施を確保し、一般用電気工作物および自家用電気工作物の保安の確保に資することを目的としています。
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電気工事士法

電気工事士法は、「電気工事の作業に従事する者の資格および義務を定め、電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与する」ことを目的とする法律です。電気工事士でなければできない作業の範囲などが規定されています。
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