検査作業の留意点

放電接地棒 第1種電気工事士

今回は検査作業の留意点について学習していきます。

検査作業の留意点

計器類

高圧設備の検査時には、感電などの事故に注意して、以下のようなに作業を進めます。



①絶縁用保護具(高圧手袋など)を着用する

②作業責任者の監視のもとで作業する

③停電作業後、検電器で電路の無電圧を確認する

④短絡接地器具の取り付けは、接地側金具を先に接続してから電路側金具を接続する

⑤短絡接地器具の取り外しは、電路側金具から先に行う

プラグの接地極が長くなっていて、挿すとき先につながって、抜くとき遅れて抜けることを思い出せば、順番は覚えやすい。

保護手袋

高圧ゴム手袋の上から重ねて着用し、高圧ゴム手袋の損傷を防ぐ。

高圧ゴム手袋

短絡接地器具と放電接地棒

停電作業を行うとき、電路側の各線を短絡して接地するための用具。プラグは誤送電されたときに作業員を守る。

放電接地棒

まとめ

①高圧工事の時は必ず高圧ゴム手袋を着用する

作業責任者の監視のもとで作業する

③停電作業後、検電器で電路の無電圧を確認する

④短絡接地器具の取り付けは接地側が先、取り外しは電路側が先

今回は検査作業の留意点について学習しました。第1種電気工事士の試験には必須の項目となりますので、よく理解しておきましょう!

 

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