今回は電力・電力量と熱量について学習していきます。
電力・電力量と熱量
電力と電力量および熱量
電流が1秒間(単位時間)に流れてする「仕事」を消費電力(または「電力」と呼び、記号をP、単位を「W」(ワット)で表します。
電流が単位時間にする仕事(電力)に対して、ある時間流れてする「仕事量」が電力量です。記号をW、単位を「W・h」(ワットアワー)あるいは「W・s」(ワット秒)で表します。
電気抵抗に電流を流すと熱が発生します。これを電流の発熱作用といいます。この発熱作用で生じる熱をジュール熱と呼び、ある時間に発生した熱の総和が熱量です。熱量は記号H、単位「J」(ジュール)で表します。熱量は、電流がその時間に流れてした仕事量ですから、電力量「W・s」と熱量「J」は等しくなります。
まとめ
①電力量=電圧×電流=(電流×電流)×抵抗
②電力量=電力×時間
③電力量=熱量
④熱量=(電流×電流)×抵抗×時間
今回は電力・電力量と熱量について学習しました。第1種電気工事士の試験には必須の項目となりますので、よく理解しておきましょう!
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