第二種電気工事士の学科試験を受験しました

ブログ画像 第1種電気工事士

●概要

電気工事士の国家試験は、一般財団法人の電気技術者試験センターが実施し、第一種は年1回、第二種は年2回おこなわれます。第二種が扱える範囲は「一般住宅」「小規模な店舗・事業所等」「家庭用太陽発電設備」など600V以下で受電する設備、第一種は第二種の範囲に加え、最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどとなります。 なお、試験には筆記試験と技能試験があり、両方に合格することで、電気工事士資格を取得できます。



受講費用:インターネット申込み: 9,300円 郵便申込み: 9,600円
受験資格:制限なし

筆記試験:マークシート(四肢択一方式)【試験時間】120分 【問題数・配点】 問題50問×各2点 【合格基準】約60点

技能試験:持参した作業用工具を使い、配線図で与えられた問題を、支給される材料で時間内に完成させる。 【試験時間】40分問題数・配点 【問題】1問【合格基準】欠陥をせず、時間内に完成させること。

合格基準:各科目ごと最低4割、全体で6割(44問中26問)以上の正解率であること。

合格率:65.3%(2019年)

試験日:第二種電気工事士の試験は年2回、全国47都道府県で行われます。・上期【筆記】5月  【技能】7月・下期【筆記】10月 【技能】12月

 

●筆記対策

勉強方法は、第二種電気工事士の教材・DVDなどを利用することに加えて、認定校となっている専門学校や通信教育を利用する方法があります。ですが、 毎年、問題の傾向はだいたい同じなので、過去問を使って対策すれば大丈夫です。まずは過去問題集で問題を解いて答え合わせする勉強を繰り返して行いましょう。そこでわからない部分を参考書で補足して、ひと通りの知識を頭に補完していくと合格ラインに乗るかなと思います。個人差はあると思いますが、過去問をやればやるほど合格率が上がっていきますので頑張ってみて下さい。

 

第二種電気工事士試験 筆記試験 過去問題集(2,068円)カラー写真満載でビジュアル的に理解し易いです。 これ一冊で筆記は合格できます。



まとめ

電気工事士とは、屋内外のさまざまな電気工事に必要な技術職の資格です。高圧の電気を取り扱う際には重大な危険がともなうため、国家資格かつ有資格者のみが実務作業を許される業務独占資格となっています。最近はオール電化住宅や太陽光発電システムの普及により、住宅向け電気工事の幅も広がっていますし、家電量販店でも小規模な電気工事をおこなう店が増え、電気工事士の活躍の場は増えています。電気工事士を持っている事で筆記試験を一部免除される資格試験も多くあり、取得しておくと大変便利です。電気工事系の資格のなかでも取得しやすいこの資格を目指してみてはいかがでしょうか。