第1種電気工事士

電気工事業法

電気工事業法(電気工事の業務の適正化に関する法律)は、電気工事業を営む者の登録や業務の規制を行うことで、その業務の適正な実施を確保し、一般用電気工作物および自家用電気工作物の保安の確保に資することを目的としています。
第1種電気工事士

電気工事士法

電気工事士法は、「電気工事の作業に従事する者の資格および義務を定め、電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与する」ことを目的とする法律です。電気工事士でなければできない作業の範囲などが規定されています。
第1種電気工事士

電気事業法

電気事業法は、電気事業や電気工作物の工事や保安などに関する法律です。電気事業法では、電気を供給するための発電所、変電所、送配電線をはじめ、工場、ビル、住宅などの受電設備、屋内配線、電気使用設備などを総称して「電気工作物」と定めています。そして電気工作物は、発電所や変電所など電気事業の用に供する電気事業用電気工作物と、一般用電気工作物、それ以外の自家用電気工作物の3つに分類されます。
第1種電気工事士

変電設備

変電所は、発電所でつくられた電気を効率よく需要地に届けるために、電圧を変圧する施設です。変電所の種類と役割を理解しましょう。
株式投資

資産運用公開(2021年9月30日現在)

2021年9月30日現在の資産運用成績を公開します。ぜひ参考にしてみてください。 投資開始:2020年7月〜
第1種電気工事士

電力系統の基礎知識

発電所で発電された電力を、需要地に送るための施設が電力系統です。 発電所で発電した電力は、発電所内の変圧器で特別高圧に昇圧され、送電線路で一次変電所、二次変電所と順次に送られます。そして需要地の近くの配電変電所に届きます。
第1種電気工事士

分散型発電

半導体のPN接合面に太陽光を当てて起電力を得る発電システムが太陽光発電です。発電されるのは直流のため、インバータを組み込んだパワーコンディショナで交流に変えて利用します。また、パワーコンディショナには、使用電力が太陽光発電だけでは不足するときに一般送配電事業者の電力で補い、逆に太陽光発電で余った分を配電網側に供給するための系統連系装置が搭載されています。
第1種電気工事士

ディーゼル発電とガスタービン発電

ディーゼルエンジンで発電機を回すのがディーゼル発電です。施設が容易で、商用電源の予備電源として用いられます。動作は、吸気、圧縮、燃焼、排気の4工程を繰り返すので4サイクルエンジンを呼ばれます。4工程の間に、回転軸を2回転させます。ピストンの往復運動を回転に変えるので、トルクや回転速度に脈が生まれてしまうため、回転を一定にならすフライホイールが必要になります。自然発火させるので、点火プラグが不要です。
第1種電気工事士

汽力発電

蒸気の圧力でタービン(羽車)を回転させ、発電機を回すのが汽力発電です。蒸気をつくるために石油や天然ガスを燃やすのが火力発電所、ウラン原子の核分裂を利用するのが原子力発電です。
第1種電気工事士

水力発電

水力発電は、発電所の構造の違いからダム式と水路式の2種類に分類されます。第1種電気工事士の試験には主にダム式発電所の取水口から放水路までの水の経路を問う問題が出題されるので、しっかり頭に入れておく必要があります。