変圧器

三相変圧器 第1種電気工事士

今回は変圧器について学習します。

変圧器

変圧器を使った低圧への変成方法

高圧受電設備の役割は、電気事業者から受電した6600Vの高圧を、構内で使用する単相105Vや210V、動力用の三相210Vや420Vといった低圧に編成することです。そしてその変成を行う機器が変圧器です。単相変圧器と三相変圧器があり、必要に応じて施設されます。



また、巻き線部分を絶縁油に浸す油入形と、エポシキ樹脂で固めたモールド型があります。

単相変圧器

高圧三相配電路の1相から低圧を変成する機器。二次側巻線が2つある2巻線タイプは、二次側端子が4つあり、端子のつなぎ方を並列・直列に変えて使う。

二次側中性点引き出し単相変圧器

高圧三相配電路の1相から単相3線式の低圧を編成する機器。

一次側端子が2つ、二次側端子が3つあるのが特徴。

二次側中性点引き出し変圧器

三相変圧器

高圧三相配電路の3相から三相3線式の低圧を変成する機器。

一次側端子が3つ、二次側端子が3つあるのが特徴。

三相変圧器

まとめ

①配電用変圧器は高圧6600Vを低圧に変成する。

②変圧器の種類は、一次側と二次側の端子の数で見分ける。

油入形変圧器経済性が良い

モールド形変圧器保守点検が容易で火災の危険がない。

今回は変圧器について学習しました。変圧器は高圧設備に欠かせない機器ですので、よく理解しとくようにしましょう!

 

↓こちらの商品を購入して一緒に第1種電気工事士の試験に合格しましょう!!