単相交流の直並列回路

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今回は単相交流の直並列回路について学習していきます!

単相交流の直並列回路

誘導リアクタンスと容量リアクタンス

直流回路で電気の流れを妨げる働きをするのが抵抗と説明しましたが、交流回路では、抵抗だけでなく、コイルやコンデンサも電気の流れを妨げる働きをします。コイルが交流電流を妨げる働きを誘導リアクタンス、コンデンサが交流電流を妨げる働きを容量リアクタンスと呼び、抵抗を含めた交流回路の抵抗成分をインピーダンスと呼びます。



誘導リアクタンスは電流の周波数が高くなるほどに大きくなり、逆に容量リアクタンスは電流の周波数が高くなるほど小さくなります。つまり直流回路(周波数ゼロ)では、コイルは導体(抵抗ゼロ)、コンデンサは絶縁体(抵抗無限大)として考えます。

リアクタンス

合成インピーダンス

合成リアクタンスや合成インピーダンスを求めるときには、コイルとコンデンサの位相のずれ(90°の遅れと進み)を考えに入れて計算しなければいけません。リアクタンスもインピーダンスも単位は「Ω」(オーム)で表します。

まとめ

今回は単相交流の直並列回路について学習しました。少し難しいですが、第1種電気工事士の試験には必須の項目となりますのでよく理解しておきましょう!!



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