2021-08

第1種電気工事士

変圧器の運用

変圧器に接続できる負荷の電力容量の最大値を定格出力あるいは定格容量と呼びます。変圧器の定格出力は、励磁電流や巻線の抵抗、損失を無視すると、変圧器の二次側の皮相電力(電圧値と電流値をかけ算した見かけ上の電力)の上限値になります。
第1種電気工事士

蓄電池と浮動充電方式

停電時に非常灯などを点灯させるために蓄電池を施設します。蓄電池として一般的な鉛蓄電池とアルカリ蓄電池の特徴を覚えましょう。
第1種電気工事士

整流回路

交流電圧を直流に変換するのが整流回路です。半導体ダイオードを利用した整流回路のしくみを理解しましょう。
第1種電気工事士

同期発電機と同期電動機

発電所で電気を作り出すのが同期発電機です。同期発電機は、自転車のダイナモ発電機と同じ理由で、コイルの間を電磁石が回転して発電します。回転子の回転エネルギーを効率よく電力に変えるために、発電機には120度ずつ位置をずらして3つのコイルが配置されていて、3系統の電気を起こします。これが三相交流発電機のしくみです。
第1種電気工事士

電動機の所要出力

電動機を使って水を汲み上げるときには、状況に応じてどれくらいの出力をもつ電動機が必要かを検討する必要があります。目的に合う電動機出力が「所要出力」です。重要なことですから覚えましょう。
第1種電気工事士

三相誘導電動機の基本特性

三相誘導電動機は、三相電源の位相の違いを利用して回転磁界をつくり、回転子を回します。回転子の導体面を貫く磁界が移動することで導体面にうず電流が発生し、そのうず電流と磁界との作用で導体を動かす力が発生します。そのため、回転子は必ず磁界の回転(同期速度)より遅れて回らないとうず電流が発生しないことになります。この回転の遅れが「すべり」です。
第1種電気工事士

電熱源の種類と特徴

電気エネルギーを熱に変えて利用するのが熱源機器です。熱源機器のしくみと特徴を覚えましょう。電気による加熱方式は、以下の4種類に分類されます。