第1種電気工事士

第1種電気工事士

区分開閉器と制御装置

一般送電事業者からの受電には、電力側と需要家側の責任分界点として、区分開閉器を設置します。 区分開閉器には、高圧交流負荷開閉器(LBS)を使用するよう規定されているのですが、通常は、電力線を架空配電線から引き込む場合には、引込み柱にPAS(柱上用気中開閉器)を施設し、地中配電線から引きこむ場合には、高圧キャビネット内にUGS(地中線用ガス開閉器)を施設します。
第1種電気工事士

高圧受電設備の主遮断装置のしくみ

受電設備側の故障や損傷で高圧電路に短絡電流が流れたときに、設備の安全を確保するために電路を遮断するのが主遮断装置です。
第1種電気工事士

高圧受電設備とは何か

高圧で受電する施設では、構内で電灯や動力設備などさまざまな低圧電気機器を使うため、受電した高圧電気を低圧に変成して構内に配電する設備が必要になります。この変成のための設備が「高圧受電設備」です。
第1種電気工事士

第1種電気工事士 筆記試験の概要

第1種電気工事士資格の第一関門である筆記試験は、全部で50問が出題され、1問2点の100点満点で採点されます。合格ラインは60点とされているので、50問のうち30問が正解できれば合格となります。
第1種電気工事士

第二種電気工事士の学科試験を受験しました

電気工事士の国家試験は、一般財団法人の電気技術者試験センターが実施し、第一種は年1回、第二種は年2回おこなわれます。
第1種電気工事士

屋内幹線と分岐回路

低圧屋内電路は、保安上の配慮から幹線と分岐回路で構成されます。 幹線は、引き込み口から分岐回路までの配線部分をいい、分岐回路は電気機器や電灯などの負荷機器につながる配線です(幹線に負荷を直接接続することはできません)。