第1種電気工事士 筆記試験過去問題①

電気工事士のイラスト 第1種電気工事士

今回から第1種電気工事士の筆記試験の過去問をやっていこうと思います。

問題1 キュービクル式高圧受電設備を開放形高圧受電設備と比較した場合の利点として、誤っているものは?

イ、現地工事の施工時間の短縮化が図れる

ロ、据付面積が小さく電気室の縮小化が図れる

ハ、機器類が金属製の箱に収容されているので、安全性が高い

ニ、機器や配線が直接目視できるので、日常点検が容易である。

答え 

解説 キュービクル式高圧受電設備の利点として、イロハは正しい内容です。二は開放型の特徴であって、キュービクル式は日常点検は扉を開けて行わなければならないので誤りです。

 



問題2 高圧受電設備の短絡保護装置として、適切な組み合わせは?

イ、過電流継電器 高圧柱上気中開閉器

ロ、地絡継電器 高圧真空遮断器

ハ、地絡方向継電器 高圧柱上気中開閉器

二、過電流継電器 高圧真空遮断器

答え 

解説 短絡電流は、過電流継電器(OCR:オーバー・カレント・リレー)で検出して、遮断器(CB:サーキットブレーカー)で電路を遮断します。気中開閉器は負荷開閉器ですから、負荷電流の遮断はできますが、大電流になる短絡電流は遮断できません。

今回は第1種電気工事士の試験の過去問を何問かやってきました。実際に問題を解いてみるとなかなか難しい感じがします。しかし、第1種電気工事士の筆記試験は約80パーセントは過去問から出題されるため過去問を何回も繰り返し行うことで合格へと近づいていきますので、諦めずに頑張りましょう!!

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