今年の取得目標でもある第4類消防設備士試験について学習していきたいと思います。
消防設備士試験の種類
消防設備士試験には、甲種が特殊及び第1類から第5類まで、乙種が第1類から第7類まで、甲種が工事と整備を行えるのに対して、乙種は整備のみ行えることになっています。
受験資格
乙種消防設備士試験
受験資格に制限がなく誰でも受験できます。
甲種消防設備士試験
甲種消防設備士を受験するには次の資格などが必要です。
- 甲種消防設備士の免状の交付を受けている者。
- 乙種消防設備士の免状の交付を受けたあと2年以上消防設備などの整備の経験を有する者。
- 技術士第2次試験に合格した者。
- 電気工事士
- 電気主任技術者(第1種〜第3種)
- 消防用設備などの工事の補助者として、5年以上の実務経験を有する者。
- 専門学校卒業程度の検定試験に合格した者。
- 管工事施工管理技術者(1級または2級)
- 工業高校の教員など
- 無線従事者(アマチュア無線技士を除く)
- 建築士
- 配管技能士(1級または2級)
- ガス主任技術者
- 給水装置工事主任技術者
- 消防行政に係わる事務のうち、消防用設備などに関する事務について3年以上の実務経験を有する者。
- 消防法施行規則の一部を改定する省令の施行前において、消防用設備などの工事について3年以上の実務経験を有する者。
- 旧消防設備士
<学歴による受験資格(概要)>
- 大学、短期大学、高等専門学校(5年制)、または高等学校において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する学科または課程を修めて卒業した者。
- 旧制大学、旧専門学校、または旧制中等学校において、機械、電気、工業化学、土木または建築に関する学科または課程を修めて卒業した者。
- 大学、短期大学、高等専門学校(5年制)、専修大学、または各種学校において、機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上習得した者。
- 防衛大学校、防衛医科大学校、水産大学校、海上保安大学校、気象大学校において、機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上習得した者。
- 職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、職業訓練開発大学校、または職業訓練短期大学校、もしくは雇用対策法の改正前の職業訓練法による中央職業訓練所において、機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上習得した者。
試験の方法
試験の内容
試験には、甲種、乙種とも筆記試験と実技試験があります。試験時間は、甲種が3時間15分、乙種が1時間45分となっています。
筆記試験について
回答はマークシート方式で、4つの選択肢から正解を選び、回答用紙の該当する番号を黒く塗りつぶしていきます。
実技試験について
実技試験には鑑別試験と製図試験があり、写真やイラスト、及び図面などによる記述式です。
なお、乙種の試験には製図試験はありません。
合格基準
①筆記試験において、各科目ごとに出題数の40%以上、全体では出題数の60%以上の成績を収め、かつ
②実技試験において60%の成績を修めたものを合格とします。
受験手続き
試験は消防試験研究センターが実施しますので、自分が試験を受けようとする都道府県の支部のほか、試験の日時や場所、受験の申請期間、及び受験願書の取得方法などを調べておくといいでしょう。
トップ|一般財団法人消防試験研究センター
国家資格である危険物取扱者試験と消防設備士試験の実施機関です。
受験地
全国どこでも受験できます。
まとめ
これから9月の試験に向けて勉強ブログをアップしていくので消防設備士試験の勉強中のかた、消防設備士試験を受験しようと思っている人がいたら一緒に学習していきましょう!!